2021-04-12 第204回国会 参議院 決算委員会 第3号
年々我が国を取り巻く安全保障環境は厳しくなり、サイバー空間等の新たな安全保障領域の出現で課題が広範化、多様化してきています。危機に陥って初めて国家意識を持つなど、手遅れにならないよう、我が国が置かれた厳しい現状を知り、国家意識を持って今後に備えていきたいと思っております。 そこで、本日、我が国の外交と防衛の現状の取組についてお伺いをしたいと存じます。 まず、岸防衛大臣にお聞きします。
年々我が国を取り巻く安全保障環境は厳しくなり、サイバー空間等の新たな安全保障領域の出現で課題が広範化、多様化してきています。危機に陥って初めて国家意識を持つなど、手遅れにならないよう、我が国が置かれた厳しい現状を知り、国家意識を持って今後に備えていきたいと思っております。 そこで、本日、我が国の外交と防衛の現状の取組についてお伺いをしたいと存じます。 まず、岸防衛大臣にお聞きします。
先ほどからの議論でもございましたアメリカとの関係、特に安全保障領域における関係、これは、競争的な部分と互恵的な部分、両方あるわけでございます。互恵的な部分は今後高め合っていけばいいんですけれども、あともう一つ、依存性の非常に高い領域、ここはアメリカに任せておけというような領域も実際にある。 選択と集中で、限られた資金、国力で開発をしていく、これは日本のとらざるを得ない選択なのかもしれません。
しかし、昨今の外交と安全保障領域の課題は多岐にわたり、国際テロリズム、環境問題、金融危機への対処、感染症対策等々、両省だけでは十分に対応できないものばかりであることは周知の事実であります。
そのようにして安全保障の軸足をごく根源的なところで定めることができれば、その分私は安全保障領域の日本の主体性も高まるとは思いますが、もっと大枠で重要なのは、安全保障の領域とは関係のない領域における日本の主体性というものも同時に高まるということになるんだろうと思うんです。
(資料を手渡す) 防衛庁長官にお伺いしますけれども、三原氏はこの報告で、四ページのところにありますが、「日本の安全保障領域がいまやインド洋・ペルシャ湾にまで拡大されている」と述べておりますが、防衛庁としてはこの見解に賛成なんですか。